- 光回線が遅い原因が知りたい!
- インターネットに詳しくないから、原因がよくわからない…
- 改善できる方法が知りたい!
こんな悩みを解決するために「光回線が遅くなる6つの原因と改善方法」を解説していきます。
光回線を利用しているのに、こんなニガい経験をしたことはありませんか?
- YouTubeの動画が止まった
- オンライン会議に参加できない
- ゲームの動作が重くて楽しめない
実はこれらの原因は、単純に「光回線が遅い」だけではありません。
ご利用されている機器や利用環境、さらには地域によっても改善方法が異なってしまうんです。
この記事では、光回線を6年営業したぼくが、実際のお客さま先で経験した光回線が遅くなる6つの原因と改善方法を解説していきます。
すぐに解決できる可能性が高い4つの方法もお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね!
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光回線が遅いときにやるべき4つの初期対応
まず、光回線が遅いと感じたら次の4点を確認しましょう。
実際に営業したお客さまから「光回線が遅い」と相談されたときに、8割の方が上記の4点を確認するだけで改善できました。
さっそく順番に解説していきますね。
1.事業者の障害情報を調べる
まずは光回線やプロバイダで契約している事業者の障害情報を調べましょう。
意外と障害がおきるケースは多く、最近では2023年4月3日にNTT東日本で全国的な通信障害が発生しています。
スマホを使って光回線やプロバイダで契約している事業者の公式サイトで、通信障害の速報が出ていないか確認してみましょう。
Twitterで契約している事業者名で「〇〇 繋がらない」「〇〇 通信障害」と検索するとリアルタイムで情報が追えますよ。
2.デバイスのアップデートを確認する
PCやスマホなど、デバイスのアップデートも光回線が遅く感じる原因になります。
定期的に配信されているアップデートは、デバイスのセキュリティ向上や機能追加のためにおこなわれています。
そのため最新にアップデートされていないと、最新の接続方式に対応できない、最適化されずに通信速度が遅くなるといった問題が発生します。
ある日、急に光回線が遅く感じるなら、未対応のアップデートがないか確認してみましょう。
アップデートの確認方法は以下にまとめておきますね。
3.ブラウザのキャッシュを削除する
ブラウザのキャッシュを削除すると、光回線の通信速度が改善できることもあります。
閲覧の履歴をイメージするとわかりやすいですよ!
つまり、ブラウザのキャッシュは新しいページを開くたびに、次々と作成され、PCやスマホのデバイス上に保存されていきます。
そのため、キャッシュが増えすぎるとデバイスへの負荷が増え、動作が重くなったり、フリーズするトラブルを引き起こしてしまうのです。
光回線が遅いと感じたら、ブラウザのキャッシュを削除してみましょう。
ブラウザのキャッシュを削除する方法は、こちらを参考にしてくださいね。
4.ルーターの再起動をおこなう
ルーターは次の2つの原因から、通信速度に影響する可能性があります。
- 24時間の稼働で熱がこもって不具合をおこす
- 接続先情報のキャッシュファイルが溜まって不具合をおこす
上記二つを解決するためには、Wi-Fiや光回線モデムなど、ルーターの再起動が必要です。
ルーターの再起動は以下の方法を参考にしてくださいね。
光回線が遅い6つの原因と対策
光回線が遅くなる原因には、機器や利用環境、地域が影響している可能性が非常に高いです。
ここでは営業先のお客さまの対応で経験した光回線が遅い6つの原因と改善方法を解説していきます。
あてはまるものがあれば、さっそく改善していきましょう!
PCなどデバイスが古い
PCやスマホなど、デバイスのスペックが古いと光回線の速度が十分に発揮できません。
デバイスのスペックが古くて、光回線が遅くなる理由は以下の3つです。
セキュリティ面での問題もあるので、デバイスが古くて光回線が遅いと感じるなら、買い替えも検討してみましょう。
周辺機器が古い
周辺機器が古いと、デバイスや回線契約を最新にととのえても、光回線の速度は改善できません。
特にチェックしたいのはWi-Fiルーター、LANケーブル、ハブ(LANを分岐する機器)です。
例えば、一般的な光回線の契約(最大通信速度1Gbps)の場合は以下のとおりです。
契約している光回線やプロバイダの速度が十分に発揮できるスペックを選びましょう。
ルーターの接続上限を超えている
ルーターには接続できる台数に上限があります。
そのため上限を超えた接続をおこなってしまうと、通信速度が遅くなって、最悪の場合は繋がらなくなってしまうんです。
最近では、テレビやエアコンなどの家電もWi-Fiに繋がるので、気づかないうちに接続台数を超えてしまうことも…
まずは、今の利用環境でルーターに接続する機器が何台あるのかを確認することが重要です。
通信速度の遅延を改善するために、接続できる台数にゆとりのあるスペックを選びましょう。
Wi-Fiが電波に干渉している
Wi-Fiには「2.4GHz」と「5GHz」の2種類の電波があります。
実は「2.4GHz」は周囲の干渉を受けやすい特徴をもっているんです。
コードレス電話や電子レンジなどは同じ周波数で特に干渉しやすいので注意しておきましょう。
マンションなどで昼間は問題ないのに、夜だけ通信速度が低下してしまうのは、帰宅した隣人が同じ周波数の家電をつかっていることが原因の一つと考えられます。
そのため、他の干渉を受けにくい「5GHz」に変更すると改善することがほとんどです。
Wi-Fiを使っていて、通信速度が遅く感じる場合は、電波干渉の可能性が高いので、周波数を変更して対応しましょう。
プロバイダの接続方式が古い
プロバイダで契約している接続方式が古いと、通信速度が最大化できずに遅くなりがちです。
特に大手プロバイダほど利用者の多さがあだとなって、通信遅延が発生しやすくなっています。
なぜなら従来のIPv4方式という接続では、プロバイダの認証作業があるからです。
少しわかりづらいので、イメージ図で解説しますね。
通信の過程を高速道路で例えると、IPv4方式は以下のとおりになります。
上記のように、プロバイダの認証作業が発生してしまうので、同じプロバイダの利用者が多いほど遅延が発生してしまうのです。
一方で、プロバイダの認証作業がなくなった、最新のIPv6方式ではスムーズな接続が期待できます。
こちらもわかりづらいので、イメージ図で解説しますね。
上記のように、プロバイダの認証作業が発生しないので、利用者が多くてもスムーズに通信をおこなうことができます。
ただし、IPv6を利用するには、契約プランの変更以外にも専用ルーターの準備が必要で大幅なコストが発生します。
そのため、この記事では新たな契約変更や専用ルーターの準備が必要ないauひかりへの乗り換えをおすすめしています。
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マンションタイプで契約している
マンションタイプで契約している場合は、1本の光回線を居住者で共有しています。
そのため利用者が多い時間帯ほど回線速度が遅くなりやすい特徴があります。
また、設備の点でも、マンションまでの引き込みは光回線なのに共有部から各部屋への配線はLAN配線またはVDSL配線(それぞれ最大通信速度100Mbps)といったケースも多くみられます。
せっかく光回線を契約しているのに、設備で遅くなってしまうんです。
大家さんや管理会社に相談して、問題がなければ戸建てプランで直接部屋に光回線を引き込むことがおすすめです。
とはいえ、穴を開ける作業が必要で許可がおりない可能性もあります。
そういった場合は、工事不要で使えるモバイルWi-Fiも検討してみましょう。
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対策しても光回線が遅いと感じるときは?
いろいろ対策しても光回線が遅いと感じるときは、以下の2つを実施してみましょう。
対策したのに自分の利用目的が満たせないのなら、地域の利用者数が影響している可能性もあるので、思い切って回線の乗り換えも検討するべきです。
スピードテストのやり方から順番に確認していきましょう!
スピードテストで実際の速さを確認する
スピードテストをおこなうためにFast.coにアクセスしましょう。
アクセスすると以下のように自動で通信速度が計測できます。
利用目的ごとに、どれくらいの速度が必要になるかは次の表を参考にしてください。
通信速度 | 利用目的 |
---|---|
3Mbps | LINEやSNSの利用、メールの送受信 |
5〜10Mbps | 動画再生、Webサイトの閲覧 |
25Mbps | 4K動画の再生、ソフトのダウンロード |
100Mbps | ビデオチャット(ZOOM)、オンラインゲーム、ゲーム配信 |
利用目的に対して遅いなら乗り換える
利用目的に対して遅い、または数値上は満たしているけど体感の遅さを改善するなら、思い切って乗り換えを検討しましょう。
なぜなら対策しても改善できない場合は、同じ地域の利用者が多い可能性が高く、自分の身の回りの改善だけでは対処できないからです。
そこで本記事では、独自回線でNTT光よりも最大10倍の速さで利用できるauひかりをおすすめします。
NTTの光回線は、コラボ事業者なども共有して使っているため、地域によっては混雑が集中しやすくなっています。
そのため独自回線を使うauひかりは、NTT光よりも空きがあるので、通信速度の向上が期待できます。
また、あまっているNTT光回線の設備を借りて運営をおこなっているので、基本的な屋外の設備はNTTと同じです。
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光回線が遅いときによくある質問
最後に、光回線が遅いときによくある質問を4つご紹介します。
順番に見ていきましょう!
光回線で10Mbpsしか出ないのはなぜ?
光回線やプロバイダは通信速度の表示にベストエフォート方式を採用しています。
そのため、必ず契約している通信速度で通信できるというわけではないんです。
利用しているデバイスのスペックや利用環境、住んでいる地域などで速度が遅い可能性もあります。
「光回線が遅い6つの原因と対策」を参考にして、原因を探ってみましょう。
アップロードとダウンロードの速度の差が大きいのはなぜ?
一般的には、利用するユーザーが多いダウンロードの方が高速になるようにできています。
しかし、時間帯によってダウンロードするユーザーが増え過ぎてしまうと、回線が混雑してしてアップロードの方が速くなることもよくある話です。
回線は複数のユーザーでシェアしているため、利用者の増減で通信速度が変化してしまいます。
ストレスなく利用するなら、独自回線で使えるauひかりへの乗り換えを検討してみましょう。
戸建ての光回線が遅い原因と対処法は?
戸建ての光回線が遅い原因としては、同じ光回線を利用している世帯が多いことが考えられます。
戸建ての光回線は、光回線の大元となる設備を複数世帯でシェアしているんです。
そのため光回線の通信速度には限界があるので、利用する世帯が増えるほど遅くなってしまいます。
利用者数や時間帯を気にせず利用するなら、独自回線で使えるauひかりへの乗り換えを検討してみましょう。
回線速度をさらに速くするには?
回線速度をさらに速くするには次の3つの対応がおすすめです。
- 利用しているデバイスや周辺機器のスペックを上げる
- プロバイダ契約をIPv6対応に変更する
- 独自回線で利用できるauひかりに乗り換えする
特にauひかりへの乗り換えには5つのメリットがあります。
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